小蛇尾森林鉄道 第3次探索 3−3 2012/08/19
袂には橋に使っていたと思われる鉄板とボルトが落ちていました。
 
また近くには原形を留めており状態の良いジョイナーも落ちてました。
 
しばらく進むと比較的大きな橋の跡がありました。
コンクリート土台の上に木製の橋脚が立つタイプです。
 
終点近くまでしっかりとした造りの構造物が残っています。
2013.2.19追記
後で前回のレポートを見直していたら上の画像の橋の跡を載せている事に気づきました。(2−4
ですので前回到達地点よりも少し進みすぎていた模様です。
しばらく訪れていなかったので忘れていた様です。
 
道床法面の石積み。
途中から崩れています。
 
これも法面補強です。
 
小さな沢を跨ぐ所でもしっかりと橋台が築かれていました。
 

途中で何回もGPSを確認しながら進んでいたのですが、結局電波を拾えたところは前回到達地点
付近のみでした。
気がつくともう前回来た時にマークした地点に居ました。
が、あれこんなところだっけか?となってしまいました。まぁ3年前ですのでそんなもんですね。
精度14メートルとなっているのでほぼ間違いないと思います。地図

 
帰りはY氏がショートカットしてみようと言い出したのであまり気乗りがしなかったのですが、速く帰れるならと
思い少し手前の沢筋を登り始めました。最初は来た時の沢より急ではありましたが何とか登ってこられました。
が、終盤2〜30mになると急に岩場になり2,3m登るのにえらい時間がかかるようになりました。
 
一人で探索に来る時は絶対に無茶なルート選択はしないのですが、本日は2人だったので何とかなるだろうと
いう甘い考えがありました。本当は画像の地点で引き返して元の沢まで戻れば良かったのですが、言い出して
しまったことと、今まで登ってきたことが徒労に終わってしまうことの方が嫌に感じてゴリ押しで登り始めたのが
良くありませんでした。
 
画像の斜面は一見普通に見えますが、岩場にうっすら土と枯葉が積もっているだけの状態でちょっとでも気を
抜くと滑り落ちてしまいそうな酷い場所でした。一進一退を繰り返しながらなんとか塩那道路まででることが
できました。
久しぶりに死ぬかも?と思いました。やはりムリは禁物、引くも勇気ですね。3年ぶりに探索して勘も鈍っていた
のかもしれません。
2人とも怪我も無く無事に帰れたことがよかった、初心を思い出させてくれた探索でした。

これにて小蛇尾森林鉄道は完結になります。
 
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