小蛇尾森林鉄道 第3次探索 3−1 2012/08/19

この度3年ぶりに小蛇尾に行ってきました。
本当は直ぐにでも行きたかったのですが、前回終了時には身内事が起きたり、仕事が忙しくなったり、
震災が起きたりととてもあわただしくてそれどころではありませんでした。
震災直後も前職を3月いっぱいで退職する予定だったので、仕事探しなどで結局2011年もそれどころ
ではありませんでした。
2012年になってようやく時間に余裕が出来るようになりこの夏を逃すと次はいつになるのやら?と思い
お盆の時期を利用して何とか行ってきました。
アップが何故今?かと言うと編集とアップを行っているPCがすこぶる調子悪く復旧に時間がかかっていました。
申し訳ありませんでした。

ちなみにここに来る2日前まで南相馬にて1週間ほどボランティア活動してきました。
本日もとてもよく晴れていて探索にはもってこいの日和です。

 

結局のところ塩那道路からアプローチすることに決めました。
だいぶ前ににダム側から行こうと決めてたぶん山中泊になるだろうと思い、埼玉より友人のY氏を
呼んだのですが、前日Y氏と話し合ったところ「行けんじゃね?」ということになり、もし到達できなか
った時の保険でY氏にも同行を願いました。
Y氏は廃墟探索系男子なのですが、人が良いので日給8000円で付いてきてくれました。

最初のゲートには私達が来た時には老夫婦が来ており、ゲートを開けた直後のようでした。(7:30)
画像は車で到達できる最後の駐車場です。(土平駐車場)

駐車場には車が2台止まっており1台はこの道路を管理している現場事務所の車でこの道路は
うんぬんの注意書きが貼っておりたぶん先程の老夫婦のどちらかが乗ってきたのだろうと思います。
もう一台は初老の夫婦が二組居てお話を聞くと与太郎山に登るとのことでした。

困ったことに今日に限って まともな地図を持ってきていないことに現場に来てから気がつく、ダメもと
でこの方たちに良いアプローチ法はないかと聞いたところ親切に地形図と私のより性能の良いGPS
で丁寧に説明していただきとても助かりました。

 

 
準備を済ませてお礼を言って歩き出します。
歩き出すと立っている看板がプレッシャーをかけてきます。18時までに帰らなければ・・・
まぁ最悪帰れなければ、この駐車場で一泊ねっ!と兄貴には言ってあるので問題ないはず・・・
 
すぐに入念にかえしの付いたゲートがあります。
 
それを越えるともう一つゲートがあります。
こちらは半開きになっています。
 
塩那道路をワシワシ歩くY氏。
 
まぁ当然荒れています。
ですが、高圧電線が通っている為か小型の作業用の車両が通っているタイヤの跡がありました。
たぶん反対側か作業用の道路が途中に接続していると聞いたことがあるのでそこからかと思います。
 
適当な川に降りられそうな斜面を探すもなかなか見つからない。
 
先程の方に聞いていた場所に来ました。
ここなら降りられそうです。地図A地点
 
この谷筋を下り始めるとすぐに画像のような物がありました。
おそらくミキサー車の後ろのタンクの部分です。
ガスで切断されており原型を留めていなかったのですが、残されたコンクリートがタンクの形に
固まっていました。
この道路を工事中にここに落ちてしまったのか?
タンク以外の物がほとんど残っておらず、ガス切りの跡から察するに車体は全部細切れにして
引き上げ、唯一これだけ重すぎた為か放置することになったのではないかと思います。
見つけたとき超怖かったです。
 
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