小蛇尾森林鉄道 第2次探索 2−1 2009/08/24
地図※ネタバレ注意
結局前回訪問から一年が経ってしまいました。本当は春にでも一度は来たかったのですが、
なんだかんだ忙しく、ズルズルと延期してしまいました。
なぜ今までとなってしまった理由はもう一つあります。
理由は簡単、前回踏破済みの区間は今回まったく関係なく、この区間を歩くのはまったく
意味がない 、時間をロスするだけなのでどうしようか迷っていました。
とりあえず、萩平の広場に到着。
現在時6:30、今日はかなり早く着きました。
今回は前回踏破出来なかった本線終点までと、支線の調査を行いたいと思います。
 
とりあえず分岐の地点までは早足で進みます。
が、今回は一度通った場所なので余裕があります。
前回来た時は見逃していた物も見えてきます。
桟橋を補強していたと思われる梁を固定していた穴を発見。
ポインターを画像にあわせると変わります。
 
穴を発見した場所、軌道側は当時も桟橋だったのでしょう、かなり険しい。
川幅も広く補強の梁も洪水が起きたらすぐ流されてしまっていたのではないだろうか。
 
7:40、ダムに到着。
結構早足できたはずなのに1時間かかってしまった。
 
今回かなりダムの水位は低かったです。
 
水位が低く湖底が露になったバックウォーターにてこんな物を発見。
規格が新しいのでおそらくダム建設時に作られた橋の物ではないかと推測します。
 
そしてもう一つバックウォーターの橋の袂にはこの軌道で使われていたと思われる橋台が
残っていました。
この橋台は良く見ると石積みの上になにやら改良が施された様な跡が見受けられます。
左側の袂にもその痕跡がうかがえます。
ここからの眺めで推測するに軌道廃止後につり橋のような物が架かっていたのかと思われます。
軌道はこの場所で一度川を渡りここから下流のダムサイトまでの間にまた元に戻っていたことに
なります。
今回これだけ水位が低かったにもかかわらず、軌道跡道床が見受けられなかったのは完全に
ダム工事時に消失してしまったのだと思われます。

 
そして何回見てもウットリしてしまう、段々スイッチバック。
ここは前回と何も変わっていませんでした。
 
9:05軌道分岐に到着。
前回確認できなかった本線と支線分岐にある橋台を発見しました。
わかりにくいですが、右下に橋台があります。
 
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