小蛇尾森林鉄道 第1次探索 1−3 2008/07/29
 
まず、今辿ってきた右岸に関しては斜面が急で途中に踏み跡がそれている場所も無かったので、
たぶん迂回する道があるとしたら左岸にあると思われたので、左岸に注意しながら先程の橋の
地点まで戻ります。
すると対岸に石積みがあるのを確認しました。
結論からすると対岸に迂回できる踏み跡があったのですが、この石積みがいつ造られた物で、
この迂回路の為に造られたのかは不明です。
軌道跡ではなさそう、左岸の斜面も結構急なので。
 
先程の橋の地点まで戻ると川原に下りる為の踏み跡があるのに気がつく。
そのまま左岸に目をやるとそのまま踏み跡は左岸の斜面に沿って上流に向かって進んでいる。
この踏み跡を進むと先程の砂防ダム上方に見えた手摺りの位置に到達する事が出来ます。
地図B地点からの橙線がそうです。
 
砂防ダムの左岸上方に出た。
のぼってちょっとビックリ、先程の手摺り、実は歩道の桟橋でした。しかも長い、ここから見る限りでは
相当続いているように見える。
 
先程の崩落している斜面を望む事が出来ます。
下に積もった瓦礫には植生が見当たらないので、小規模ながらも崩れ続けているのではないかと思われます。
 
ダム自体の上を渡るのは恐怖を感じ、踏み跡も川を渡って続いているので、それに従う。
電線はこの場所でこの鉄製の桟橋の下に潜り込んでいます。
 
これでまた先へ進める。
とりあえずこの桟橋に登れそうな所を探して桟橋の下に潜り込んでみる。
 
ここから暫くの間この桟橋は続きます。
 
落石が直撃している所は曲がっていたり、穴が開いていたり、若干錆びてはいるものの、
造りはしっかりしており快適に歩けます。
 
ここは崩落の直撃を受けています。
この場所に関しては川より一段高くなっているのですが、軌道跡だという痕跡は発見できませんでした。
もしかすると軌道も桟橋か長い木橋で構成されていたのかもしれませんね。
 

桟橋が続くのは100mぐらい位でその区間が終わると本来の軌道敷に戻ります。

 

ふと川原を見ると鉄製の何かを発見する。
気になったのでとりあえず撮影、川原まではちょっと下りるのが大変そうだったのでしみじみ調べる事は
出来ませんでした。

 
小さな沢や地形が厳しい場所は先ほどと同じように鉄製の橋や桟橋がかけられています。
 
石積みなども現れ始めました。
 
暫く歩くと行く先が不自然に暗い場所に着きます。
 
今回の探索では予測も期待もしていませんでしたが、隧道がありました。短いけど。
 
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