木戸川森林鉄道 第7次探索 7−2 2007/8/11
 
当初予測していた場所には支線は無かった、これは発見は難航する予感、そして本日は気温が高くとても暑い。
もう諦めて帰ろうかとも思いましたが、オイルパンぶっ壊してまで来たので割に合わんと思ってもう少し粘ってみる事
にしました。
まず本線道床上を上流側に向けて進み、まだ未探索だった支線がありそうな谷筋を探す事にします。
しかし、道床上は笹が酷くてとても進む気にはなれないので結局川沿いを進む事にします。
 
最初の谷筋を登ってみる、石積みの道床が現れます。が、登っていく時点でわかる、ここは無いな・・・
 
谷がスティープすぎる、とても軌道は敷けない。
 
そのまま笹だらけの本線道床を地図H地点手前まで進む、すると高巻きも下に下りる事も出来ないこの場所
に辿り着きます。ここまで本線上から支線に分岐するような場所はありませんでした。
 
一度、地図G地点まで戻りそのまま下流側大崩落地点の手前まで探すもやはりそれらしい所は見つからず。
(同じような写真ばかりになってしまうので省略します。)
大小あわせて4〜5箇所ぐらいの谷筋がありましたが、どれも支線らしき痕跡はありませんでした。
この後一度車まで戻り三十郎支線の様に林道から支線にアクセスできないかと思い林道の終端まで行ってみるも
それらしい林道分岐は見つけられず終いでした。
と、なるとあと1つの支線は一体何処にあるのでしょうか・・・も、もうギブです。
ここからは自分なりの考察ですが、トワイラ6には第二発電所の建設に使用したとある事からこれが残る1支線
という案、もう1つは戸渡付近の現国道399号が元支線だったのではという案です。
作者は前述の発電所軌道の案が濃厚ではないかと思います。ので、鉄道廃線跡やトワイラ6の木戸川の
地図に記載されている二本の支線のうち左側の短い線は誤記なのではないかと考察します。
この地図を製作するにあたってのソースが何だったのかがわからないので完全否定ではありません。
ただ現地に行って実際歩いて導き出した結論に過ぎません。
全ての支線に関しての名前の割り振りは距離から判断した物であって当たっているかもわかりません。
(情報を頂いた三十郎支線を除いて)
かなり後味が悪い結果になってしまいましたが、木戸川森林鉄道の探索は今回がラストとさせていただきます。
自分なりに頑張ったのですが、流石に色々と限界を感じてきたのと、もうこれ以上探索しても目新しい発見が無く
なってきたと言うところが大きいです。(<あと遠いし行くのが大変)
なんと言っても誰も行かない所のレポとWeb未公開の場所にこだわりたいですしね?次なる舞台に場所を移す
事にします。

木戸川探索にかかった交通費 ¥70.000
GPS ¥50.000
オイルパン修理費 ¥10.000

木戸川で得た感動と疲労・・・プライスレス

マスターカード持ってるけど使ってねぇOTL
 
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